統率者デッキ紹介《陽気な呪文盗み、アイヴィー》

今回のカジュアル統率者

呪文のコントローラー問わず、クリーチャー1体だけを対象とする呪文（以下、単一対象呪文）を盗む＝コピーする伝説クリーチャー。ただし、コピーの対象先は《陽気な呪文盗み、アイヴィー》のみという縛りがある。

コピーは任意なので、ピン除去やバウンスなど《陽気な呪文盗み、アイヴィー》に当てたくない呪文は無視できる。

とはいえ、対戦相手が都合よくコピーしたくなるような単一対象呪文を撃ってくれるとは思えない。

そこで、コピーしたい単一対象呪文を大量に採用することになるが・・・。

デッキ内容

• カード名後ろに★があるのは、単一対象呪文
• カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード

本デッキの勝ち筋

《陽気な呪文盗み、アイヴィー》ともう1体クリーチャーを出す

《陽気な呪文盗み、アイヴィー》はもちろん、単一対象呪文を取る用のクリーチャーが重要。

マナ・クリーチャーなど軽量クリーチャーを数枚採用し、序盤からコピーを狙う。

変容誘発型能力で2倍アドを取る

《陽気な呪文盗み、アイヴィー》とクリーチャー1体がそれぞれ合同パーマネントとなり、変容誘発型能力が2回誘発する。

それら2体にさらに変容連打することで、大量に変容誘発型能力を得ることができる。

本デッキのキーカード

『統率者2020』-強化された進化-収録の変容クリーチャー。

《内にいる獣》と《テラストドン》の中間のような変容誘発型能力で、非クリーチャーパーマネントをピンポイントで排除できる。

変容時に《鋸牙の破砕獣》を上にしておけば、ひ弱な《陽気な呪文盗み、アイヴィー》も6/6飛行になるため、生成した3/3ビーストの返り討ちに合いにくい。

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『未来予知』のタイムシフトカード。

『未来予知』2007年発売から15年、『団結のドミナリア』発売時点でもまだ来ぬ未来の起動型能力、オーラ交換を持つ。

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そのため《対抗呪文》などの打ち消しや、《タミヨウの保管》などの呪禁・破壊不能で対処する。

しかし、《至高の判決》など打ち消せなかったり、《食肉鉤虐殺事件》など破壊不能で対処できない全体除去も多い。

さいごに

単一対象呪文と相性良くても、本デッキで採用しなかったカードについて解説。

英雄的

というのも、変容はオーナーが同一かつ非人間のクリーチャーしか対象に取れない。

今回はマーフォークで英雄的誘発によりハンドアドを稼げる《トリトンの財宝狩り》のみ採用した。

《タッサの神託者》＋《地ならし屋》

《再誕のパターン》を《陽気な呪文盗み、アイヴィー》でコピーし、《再誕のパターン》が付けられた2体をサクることで、《タッサの神託者》＋《地ならし屋》を揃えて特殊勝利！

• 単一の対象を取れる《再誕のパターン》の代替カードがない
• 《恵みのスターリックス》と相性が悪い

単一の対象を取れる《再誕のパターン》の代替カードがない

《再誕のパターン》と同様の効果を持つカードは、《自然の秩序》《異界の進化》《新生化》があるが、いずれもクリーチャーを生け贄にするだけで対象を取らない。

《恵みのスターリックス》と相性が悪い

こちらの理由の方が深刻で、《恵みのスターリックス》は変容を重ねることでボードアドを大量に稼げるが、効果が強制。

そのため、誘発解決で《地ならし屋》だけめくれるとライブラリーアウトで敗北してしまう。