統率者向けカードを考察
『Unsanctioned』の統率者候補はレビューしたね。
今回も、統率者には指定できないけど、デッキに採用したら面白そうなカードを色別に紹介する？
いや、今回は銀枠専用の『宿主』『拡張』を紹介するよ。
『宿主』を『拡張』しよう！
『宿主』とは
『宿主/Host』は特殊タイプの一つで、『Unstable』で登場した、銀枠専用の特殊タイプ。
必ずETB能力を持っているから、
変な見た目とは裏腹に使い勝手良いね。
『拡張』とは
さらに『宿主』クリーチャーが戦場にいる状況ならば、ソーサリータイミングで手札の『拡張』を起動し、結合できる。
『Unstable』では交配研究所陣営のメイン能力という位置づけだったため、白と緑の『拡張』が多い一方、赤の『拡張』は存在しない。
結合すると、『宿主』クリーチャーのカード名、サブタイプ、文章欄その他の特性が変化し、ETB能力の誘発条件が変化したり、起動型能力になったりするのが大きな特徴。
挙動は『合体』『授与』に似てる？
『合体』『授与』との違い
『合体』』は最弱！？
『合体』は『異界月』登場のキーワード処理。
『合体』の難点は、１：１の組合せしか許容しない点。
4枚積みできるフォーマットならともかく、統率者戦だとなかなか揃わないね。
- ETB能力持ち『合体』クリーチャーが《消えゆく光、ブルーナ》しかいない
- レアの『合体』カードが統率者戦で弱い白と赤しかない
のもマイナスだな。
『授与』は最強！？
『授与』は、エンチャント（クリーチャー）を持つオーラ呪文としても使えるクリーチャー・エンチャント。
どんなクリーチャーにでもエンチャントできるし、エンチャント先が無くなってもクリーチャーとして場に残る。
『合体』『拡張』と比べても最強じゃない？
理論上は・・・だな。
残念だがコストの割に効果が弱い。
統率者戦だとさらに弱いんだ。
例えば《加護のサテュロス》は、『授与』するのに5マナもかかる上、インスタントタイミングの+4/+2強化でしかない。
さらにエンチャント先が無くなって場に残ったら、4/2バニラクリーチャーでしかない。
統率者戦だと確かに弱い・・・
『授与』で得られる効果と、クリーチャーで存在する時の効果が全く同じで、面白味がないというのもマイナスだな。
『宿主』『拡張』が最強！？
・・・という訳で、『合体』『授与』は黒枠で採用されたキーワード処理・能力にも関わらず、あまり強くない。
一方、『宿主』『拡張』は
- 『宿主』クリーチャーはETB能力があるので使い勝手が良い
- 『拡張』によって『宿主』クリーチャーのETB能力を再利用できる
- 『宿主』『拡張』の組み合わせを19×13＝247通りも楽しめる
のが優秀。
見た目がアンシリーズっぽいだけで、テクニカルな動きはティミー・ジョニー・スパイク・ヴォーソス・メルヴィンあらゆるタイプのプレイヤーを魅了できる。
いつか黒枠セットで収録してほしいな。
統率者戦でおすすめの『宿主』『拡張』の組み合わせ
247通りの中から、統率者戦向けな組み合わせを考えてみた。
『宿主』の《Angelic Rocket》のETB能力がとにかく強力！
8マナと滅茶苦茶重いけど、統率者戦ならばコスト踏み倒し手段が無数にあるから気にならないね。
さらに《Half-Squirrel, Half-》は、
- 『拡張』コストが1マナと安価
- 対戦相手のクリーチャーが戦場に出ても誘発する
ため、統率者戦ならば誘発機会がとっても多い！
『宿主』の《Wild Crocodile》、『拡張』の《Serpentine》どちらも土地にちなんだ効果なので、結合すると、延々と基本土地を手に入れられる。
2枚とも緑単で低コストなのが良いね。
説明不要！
愛でるだけで幸せ～(*´▽｀*)
さいごに
『Unsanctioned』も発売されたし、思う存分結合しちゃおう♪
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