今回のカジュアル統率者
2色の伝説レア・クリーチャーサイクルの1枚。
『イニストラード:真夜中の狩り』の統率者候補カードレビューはこちらの記事でまとめているよ
デッキ内にクリーチャーを、
- 1枚だけ採用すれば、統率領域に置ける《納墓》
- 大量に採用すれば、統率領域に置けるランダムかつ可変値の《生き埋め》
デッキの方向性として両極端だね
それぞれメリット/デメリットがあるが、クリーチャーを大量に採用する場合、同セット同サイクルの《大スライム、スローグルク》に近い。
じゃあ、クリーチャーを大量に採用して統率者ダメージ21点狙い?
それが、残念ながら《大スライム、スローグルク》と比べると劣る
《大スライム、スローグルク》より劣る理由
回避能力も除去耐性もない
《大スライム、スローグルク》がトランプルと自己バウンス能力を持つのに対し、《年経た枝指》は唱えたとき以外能力を持たない実質バニラ。
統率者ダメージ21点を狙うには心もとない
墓地全除去=ピン除去になってしまう
《大スライム、スローグルク》はPTが3/3に対し《年経た枝指》は*/*のため、《ボジューカの沼》などで墓地を全除去されるだけで0/0になってしまう。
墓地対策カードだけでなく《Timetwister》系カードにも弱い点に注意!
また、リアニメイトを考慮する場合も、ランダムかつ可変値の《生き埋め》では状況に適したクリーチャーが墓地に落ちる可能性が低く、チグハグな動きになりやすい。
そこで今回は統率領域に置ける《納墓》としてデッキ構築してみた
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、クリーチャー・トークンを生成するカード
- カード名後ろに★があるのは、釣り竿カード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
- リンクは15時までの注文で超速即日発送!トレカ専門通販サイト、カーナベル 様の検索結果ページ(スマホ版)に遷移します
【統率者 1枚】
1 《年経た枝指/Old Stickfingers》
【クリーチャー 1枚】
1 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》◆
【インスタント 9枚】
1 《ザットの意志/Szat’s Will》★
1 《蜘蛛の襲来/Arachnogenesis》★
1 《菌類の再誕/Fungal Rebirth》★
1 《好奇心の強い群れ/Curious Herd》★
1 《歪める嘆き/Warping Wail》★
1 《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1 《衰亡の加護/Withering Boon》
1 《輪作/Crop Rotation》
1 《夏の帳/Veil of Summer》
【ソーサリー 15枚】
1 《害獣の侵入/Pest Infestation》★
1 《生+死/Life+Death》★
1 《再活性/Reanimate》★
1 《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
1 《滅び/Damnation》
1 《苦痛の命令/Decree of Pain》
1 《自然の知識/Nature’s Lore》
1 《三顧の礼/Three Visits》
1 《耕作/Cultivate》
1 《木霊の手の内/Kodama’s Reach》
1 《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
1 《発見の誘惑/Tempt with Discovery》
1 《調和/Harmonize》
1 《境界なき領土/Boundless Realms》
【アーティファクト 13枚】
1 《ナイレアの弓/Bow of Nylea》◆
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《石なる知識/Brainstone》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《巻物棚/Scroll Rack》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
【エンチャント 20枚】
1 《苦花/Bitterblossom》★
1 《想起の拠点/Bastion of Remembrance》★
1 《リリアナの誓い/Oath of Liliana》★
1 《目覚めの領域/Awakening Zone》★
1 《トラッジの庭/Trudge Garden》★
1 《新緑の抱擁/Verdant Embrace》★
1 《動く死体/Animate Dead》★
1 《ネクロマンシー/Necromancy》★
1 《最古再誕/The Eldest Reborn》★
1 《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
1 《無慈悲/No Mercy》
1 《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
1 《踏査/Exploration》
1 《繁茂/Wild Growth》
1 《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《似通った生命/Parallel Lives》
1 《倍増の季節/Doubling Season》
1 《マナの反射/Mana Reflection》
1 《腐れ蔦の再生/Moldervine Reclamation》
【プレインズウォーカー 6枚】
1 《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》★
1 《戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General》★
1 《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》★
1 《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》★
1 《呪われた狩人、ガラク/Garruk, Cursed Huntsman》★
1 《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》
【土地 35枚】
1 《死者の原野/Field of the Dead》★
1 《Bayou》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
1 《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《聖遺の塔/Reliquary Tower》
1 《苔汁の橋/Mosswort Bridge》
1 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《発明博覧会/Inventors’ Fair》
2 《沼/Swamp》
2 《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
5 《森/Forest》
5 《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
本デッキの勝ち筋
クリーチャー・トークンを展開する
クリーチャーを1体しか採用していないため、防御面に不安が残る。
防御しつつキーカードを活かすため、クリーチャー・トークン生成カードを複数出し横展開していく。
キーカードを釣って一撃必殺、またはプレインズウォーカーで押し切る
クリーチャー・トークンを十分量横展開したら、《年経た枝指》をX=1で唱えキーカードを墓地に落とし、リアニメイトで一撃必殺!
妨害された場合はプレインズウォーカー・コントロール気味に動き、アド差で押し切る。
本デッキのキーカード
『アヴァシンの帰還』初出の神話レア・クリーチャー。
横展開するほど強力な《踏み荒らし》に似たETB能力を持つ。
統率者戦では、リアニメイトするだけで勝利に直結するクリーチャーは実はほとんどない
レガシーみたいに《グリセルブランド》は採用できないし、伝説のエルドラージや《荒廃鋼の巨像》はリアニメイトできないもんね
通常のトークンデッキであれば《歯と爪》双呪から《孔蹄のビヒモス》《ゼンディカーの報復者》で一撃必殺できるが、本デッキでは《孔蹄のビヒモス》しか採用できないのが難点か。
『テーロス』の伝説のアーティファクト・エンチャントサイクルの緑。
攻撃クリーチャーに接死を持たせる常在型能力と、ナイレアが司る四季を表現した4つのモードの起動型能力を持つ。
キーカードである理由は以下の2点!
- 《孔蹄のビヒモス》と組み合わせることで接死・トランプルになり、ブロッカーの影響を極力減らせる
- 墓地回収モードで、墓地の《孔蹄のビヒモス》を追放除去からインスタントタイミングで守れる
さいごに
本デッキの天敵は《虐殺のワーム》!
クリーチャー・トークンとライフを一気に失いかねない
そのため《ナイレアの弓》のライフ回復モードのほか、ライフアドを得るカードもサブテーマとして複数採用している。
命大事にしつつ、トークンとプレインズウォーカーで圧倒しよう!
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