- 『機械兵団の進軍』リリースノートが公開!
- 初心者泣かせなカードをチェック!
- 新カード・タイプ:バトル
- 新キーワード能力:賛助
- 新キーワード処理:培養
- 新しいプレインチェイス・ルール用語:カオスが起こる
- 《アモンケットへの侵攻》
- 《アラーラへの侵攻》
- 《アルケヴィオスへの侵攻》
- 《イコリアへの侵攻》
- 《イーオスの遍歴の騎士》
- 《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》
- 《ウラブラスク》
- 《ウルグローサへの侵攻》
- 《エラントとジアーダ》
- 《エリシュ・ノーン》
- 《カルドハイムへの侵攻》
- 《ガルタとマーブレン》
- 《眼魔の仔》
- 《気の強い暴れ者》
- 《救済の波濤》
- 《決定的瞬間》
- 《新ファイレクシアへの侵攻》
- 《ジモーンとダイナ》
- 《ズルゴとオジュタイ》
- 《セゴビアへの侵攻》
- 《ゼンディカーへの侵攻》
- 《溜め込む親玉》
- 《血羽根のフェニックス》
- 《伝承師、クイントリウス》
- 《ドゥームスカールの戦士》
- 《ニューカペナへの侵攻》
- 《燃える都市》
- 《ヤーグルとムルタニ》
- 《割込み》
- 新能力語:プレインズウォーカーの議決
- 《議事会の大鎚隊長》
- 《グレムリンの神童、ジンバル》
- 《災厄と踊る》
- 《ザルファーのシダー・ジャバーリー》
- 《ラシュミとラガバン》
- 《リリアナの才能》
- 《ローアンの才能》
- 《ケトリア》
- 《西雲》
- 《新アルガイヴ》
- 《ノーンの種子中枢》
- 《リトヤラ》
- さいごに
『機械兵団の進軍』リリースノートが公開!
公式サイトで『機械兵団の進軍』リリースノートが公開されているね!
日本語訳もPDFでダウンロードできるぞ。
100ページもあるがな(;一_一)
今回は新規収録カードの内、特に間違えやすい初心者泣かせなカードだけをチェックしてみた。
※引用は特に間違えやすい部分のみピックアップしているため、一部省略しています。全文はリリースノートをご確認ください。
カードの使用可否
本セットは様々な製品が発売されるため、特にスタンダードフォーマットで使用できるか区別しにくい。
基本的にはカード左下のセットコードで確認する。
統率者戦なら全部OK!
- セットコードがMOM:スタンダード、パイオニア、モダンに加え統率者戦などのフォーマットで使用可。プレリリース・イベントの時点で、スタンダード・フォーマットで使用可能なカード・セットは次の通り:『イニストラード:真夜中の狩り』、『イニストラード:真紅の契り』、『ニューカペナの街角』、『神河:輝ける世界』、『団結のドミナリア』、『兄弟戦争』、『ファイレクシア:完全なる統一』、『機械兵団の進軍』
- セットコードがMOCであり1~79(およびそれらの別アート版 80~138)の番号がついている『機械兵団の進軍』統率者デッキのカード:統率者戦、ヴィンテージ、レガシーのフォーマットで使用可
- セットコードがMOCであり139~444の番号がついている再録カード:そのカードの使用がすでに認められているフォーマットでのみ使用可
- セットコードがMOCであり445~447(およびそれらの別アート版 448~450)の番号がついている新規の3枚:統率者戦、レガシー、ヴィンテージのフォーマットで使用可
- セットコードがMULであり1~65の番号がついている再録カード:サプリメント・セット『多元宇宙の伝説』の一部である。これらのカードは、そのカードの使用がすでに認められているフォーマットでのみ使用可。また、シールドデッキのイベントであなたが開けた『多元宇宙の伝説』のカードは、あなたのカードプールの一部である。これは、ドラフトのイベントでドラフトした場合においても同様である
両面カードに多元宇宙の伝説…
リミテッドは荒れそうだなぁ(;・∀・)
初心者泣かせなカードをチェック!
新カード・タイプ:バトル
再録メカニズム:変身する両面カード
『機械兵団の進軍』では、複数の多元宇宙への同時侵攻を開始したファイレクシアンを表す新たなカード・タイプとして「バトル」が登場する。これはプレインズウォーカーのように攻撃を受ける新しいタイプのパーマネント・カードだ。本セットに含まれるバトルは全てバトルの最初のサブタイプである「包囲戦」である。
今後、包囲戦以外のサブタイプのバトルも登場しそうだね
バトルはゲーム開始時にはあなたのデッキ内にあり、これのコントローラーのメイン・フェイズ中でスタックが空であるときに呪文として唱えてもよい。
それらはカードの右下に表示されている守備値に等しい個数の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出る。バトルはダメージを受けることがあり、そのダメージの点数に等しい個数の守備カウンターが取り除かれる。それの上から最後の守備カウンターが取り除かれたとき、それは倒される。
『機械兵団の進軍』に収録されているような包囲戦・バトルは、それが倒されたときに誘発する固有の能力を持つ。その能力が解決したとき、包囲戦のコントローラーはそれを追放し、変身させた状態でマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。特に、バトルは「1つを対象とする。」と書かれた呪文や能力の対象になる。例えば、プレイヤーはバトルを《稲妻》の対象にすることができる。
対戦相手を選ぶけど、包囲戦のコントローラーは自分なんだね
最後の守備カウンターを取り除いているか否かが重要。
《内にいる獣》などで単に破壊するだけでは意味が無いぞ
包囲戦と戦闘
プレインズウォーカーと同様にバトルを攻撃することができるが、1つ重要な違いがある。それが戦場に出るに際して、それのコントローラーはプレイヤー1人をそれを守る者として選ぶ。包囲戦であれば、守る者はそのプレイヤーの対戦相手でなければならない。
戦闘において、そのバトルを守る者はそれの防御プレイヤーとなり、ゲームに参加しているそれ以外のすべてのプレイヤーはそのバトルを攻撃できる。つまり、包囲戦のコントローラーはその包囲戦を自分のクリーチャーで攻撃でき、包囲戦を守る者として選ばれた対戦相手はそれらの攻撃クリーチャーをブロックするために自分のクリーチャーを割り当てることができる。
バトルに関する防御プレイヤーを決定する必要があるルールや効果は、それのコントローラーではなくそのバトルを守る者を参照する。バトルを守る者はそのバトルを攻撃することはできず、それ以外のプレイヤーは、バトルのコントローラーであっても、ブロックできない。
ストⅡのボーナスラウンドの外車みたいな感じ(例えが古い
• 包囲戦のコントローラーはそれを守る者にはなれない。包囲戦を守る者がそのコントロールを得たなら、そのプレイヤーはそれを守る者として新しいプレイヤー1人を選ぶ。これは状況起因処理である。
• 既に戦場にありバトルでないパーマネントが包囲戦のコピーとなったなら、それのコントローラーはそのバトルを守る者として対戦相手1人を選ぶ。ただし、ほとんどの場合はそれの上に守備カウンターがないため、オーナーの墓地に置かれる(下記参照)。
• バトルの「守備値」はカードの右下に記されている。バトルはその守備値に等しい個数の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出る。バトルでないパーマネントがバトルのコピーとして戦場に出る場合も、その数の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
《水晶の共鳴》で包囲戦をコピーしたら墓地に落ちちゃうけど、《賢いなりすまし》なら大丈夫だね!
• そのバトルの上に守備カウンターがなく、誘発してスタックを離れていない誘発型能力の発生源でないなら、そのバトルはオーナーの墓地に置かれる。これは状況起因処理である。これにより包囲戦の固有の誘発型能力は誘発されない。
• 特に、包囲戦の上に守備カウンターが一度も置かれていなかったなら(例えばパーマネントがそれのコピーになった場合など)、その最後の守備カウンターが取り除かれることはない。それはオーナーの墓地に置かれる。それを追放することも、もう片方の面を唱えることもない。
《水晶の共鳴》でいきなり第2面!はできないか~(残念
• 変身する両面カードによって表されていないトークンやカードが包囲戦のコピーになったなら、それの誘発型能力が解決する時にそれを唱えることはできない。それは追放されたままになる。それがトークンなら、次に状況起因処理が行われる時点で消滅する。
• 変身する両面カードによって表されているパーマネントが包囲戦のコピーになったなら、それは包囲の誘発型能力が解決する時に追放され、変身した状態で唱えられる。これは通常どちらの面でもプレイすることができるモードを持つ両面カードには適用されず、変身する両面カードにのみ適用される。
2023年4月現在、変身する両面カードでコピーカードは無い…と思っていたら、《鏡の間のミミック》がありました!
コメント(人”▽`)ありがとう☆
• 多人数戦で、バトルを守る者がゲームから除外され、バトルが攻撃されていないなら、状況起因処理として、そのコントローラーは新しくバトルを守る者を選択する。バトルが攻撃されているなら、それを攻撃しているクリーチャーがいなくなってから、そのコントローラーは新しくバトルを守る者を選択する。つまり、これは攻撃され続け、通常通り戦闘ダメージを受けることになる。
• 攻撃されているバトルが何らかの方法でバトルでなくなるなら、それは戦闘から除外される。同様に、戦闘中にコントローラーが変わったなら、それは戦闘から除外される。
• クリーチャーでもある場合も、バトルでは攻撃もブロックもできない。攻撃やブロックしているクリーチャーが何らかの方法でクリーチャーに加えてバトルになったなら、それは戦闘から除外される。
バトルで殴る!とかはできないんだね
新キーワード能力:賛助
• パーマネントが賛助の能力を持つカードのコピーとして戦場に出た、または、そのカードのコピーとしてトークンが生成されたとき、表記されている能力の順番は保持される。
• 賛助はその下に記載されている能力にのみ適用される。解決される呪文や能力やコピー効果から得た能力も含むそのパーマネントが得たすべての能力は無視する。
• 賛助により対象のクリーチャーが得る能力は、この能力を解決する時点に1回のみ設定される。賛助を持つパーマネントが賛助の能力が解決する前にいずれかの能力を失ったとしても、変更されない。
賛助に対応して、《予期の力線》下で《的盧馬》してもダメってことね
新キーワード処理:培養
新メカニズム:変身するトークン
従来は、変身できるのは変身する両面カードのみだった。培養器・トークンはカードではないため、培養器・トークンを含む「変身する両面パーマネント」を許容できるように、ルールがやや拡大された。同様に、変身する両面パーマネントのコピーとして生成されたトークンも変身する両面パーマネントとなる。この場合、培養器・トークンのコピーとして生成されたトークンも、コピー元のトークンと同じように機能する。それはコピー元のパーマネントと同じ面を表面として戦場に出る。
しかし、ここで一点注意してほしい。培養器・トークンの場合、+1/+1カウンターが含まれないため、そのクリーチャーが即死亡する可能性があるのだ!
どさくさ紛れに、変身する両面パーマネントのコピー・トークンの挙動変わってるし!
コピー・カードの採用頻度が増えるかも!?
新しいプレインチェイス・ルール用語:カオスが起こる
従来の次元・カードでは、カオスの能力は「{CHAOS}を振るたび」が誘発条件だった。『機械兵団の進軍』以降、この条件は「カオスが起こるたび」に置き換えられている。
次元ダイスに関しては変更はなく、{CHAOS}を振ると従来どおりそれらの効果は誘発する。
しかしこの変更により、《紅蓮術師の道》のようなカードでカオスを選ぶなど、次元ダイスを使用せずに能力を誘発させることが可能になった。
ダイスの目次第だったのと比べると、カオスが起きやすくなる!?
以下は、個別カードの注釈だ
《アモンケットへの侵攻》
• 《アモンケットへの侵攻》の戦場に出たときに誘発する能力を解決するには、まず各プレイヤーはそれぞれカード3枚を切削する。その後、ターン順に次の対戦相手(対戦相手のターン中なら、そのターンを進行している対戦相手)が、手札にあるカード1枚を公開することなく選び脇に置く。その後、ターン順に他の各対戦相手も同じことを行う。最後に、すべての選ばれたカードは同時に公開されて捨てられる。最後に、あなたはカード1枚を引く。
統率者戦で起きそうなシチュエーションだね
アイツがあのカードを捨てたからこのカードを残すか、なんてことはできないぞ
《アラーラへの侵攻》
• 《大渦の目覚め》は、カードを引くプレイヤーと、対戦相手1人がコントロールしていて破壊されるパーマネントの2つの対象を持つ。《大渦の目覚め》を唱えるには、両方とも適正な対象を選ばなくてはならない。
他の選択はすべて解決中に行う。つまりこれは、(あなたが引いたばかりのカードでありうる)あなたが戦場に出したばかりのアーティファクトのコピーであるトークン1つを生成し、それがクリーチャーなら、それの上に+1/+1カウンターを置くことができることを意味する。
第2面《大渦の目覚め》のわかりにくさよ(ノД`)・゜・。
《アルケヴィオスへの侵攻》
• あなたがどこを探すのかを前もって指定する必要はない。あなたのライブラリーを探したり、手を止め、ため息をつきながら自分の墓地を見てみたり、対戦相手に向かって意味ありげにしかめ面してみた後に、ようやくサイドボードから切り札のソーサリー・カードを取ってきてもよいのだ。ややわざとらしいやり方ではあるが。
遅延行為と受け取られないよう、紳士的にプレイしましょう(棒
《イコリアへの侵攻》
• クリーチャーの戦闘ダメージを、それがブロックされなかったかのように割り振るかどうかは、あなたがそのダメージを割り振る直前にあなたが決定する。あなたは、あなたがコントロールしている各クリーチャーにつきそれぞれ異なった選択をしてもよい。つまり、それらのうち0体からすべてまで任意の数のクリーチャーの戦闘ダメージを、それがブロックされなかったかのように割り振ることができる。
• クリーチャーのダメージを、それがブロックされなかったかのように割り振る場合、その戦闘ダメージの一部だけをそうすることはできない。この効果を使って、クリーチャーのダメージの一部をブロックしているクリーチャーに、残りをプレイヤーやプレインズウォーカーやバトルに割り振ることはできない。
• それがブロックされなかったかのようにダメージを割り振ったとしても、それはそれをブロックしているクリーチャーからダメージを受ける。
『ポータル』から続く、続にスーパートランプルと呼ばれる能力だが、収録頻度の低い能力なので効果を間違えやすい。
戦闘で損をしないように注意!
《イーオスの遍歴の騎士》
• 戦場に出たときに誘発する能力の解決中に、《イーオスの遍歴の騎士》を召集したクリーチャーが戦場に残っているかどうかは関係ない。あなたはXの値を決定するときにそれらの功を称えるだけである。
パチパチパチ(スタンディングオベーション
《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》
• ただし、《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》が何らかの方法で+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る場合、これの1つ目の能力は自身に適用できない。
• あなたが何らかの方法で《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》のコピー2体をコントロールしている場合、あなたがコントロールしているアーティファクトやクリーチャーの上に置かれる+1/+1カウンターの個数は本来の数に2を足した数になる。《囁かれる希望の神》3体の場合は3を足す。以下同様である。
《囁かれる希望の神》など同じ効果を持つカードが増えてきたから、起こりそうなシチュエーションだね
《ウラブラスク》
• 《ウラブラスク》の2つ目の能力は、マナを加えるがマナ能力ではない。それはスタックを使い、対応することができる。
マナ能力についてはこちら!
• 複数のプレイヤーが同じカードを唱えることができる場合、その時点で優先権を持つプレイヤ ーが誰が唱えられるかを決定する。現在のターンを進行しているプレイヤーは各フェイズおよび各ステップの開始時、そして各呪文または各能力の解決後に優先権を得る。つまりこれは、第 III 章が解決した直後に、他のプレイヤーが呪文を唱えるよりも先に、あなたが優先権を得るということである。
墓地のインスタント争奪戦が始まる!?
《ウルグローサへの侵攻》
• 対戦相手がコントロールしていたクリーチャーが《太母、ラヴィ・センギア》と同時に死亡した場合、《太母、ラヴィ・センギア》の最後の能力はそれらのクリーチャー1体につき1回誘発する。あなたはこれの上に+1/+1カウンターを置かないが、数点のライフを得ることになる。それもまあ悪くないだろう。
まあ悪くないかな
《エラントとジアーダ》
• あなたのライブラリーの一番上にあるカードが、呪文を唱えたり土地をプレイしたり能力を起動したりする間に変わるなら、あなたはそれが終わるまで新たな一番上にあるカードを見ることができない。つまり、あなたがあなたのライブラリーの一番上にあるカードを唱えるなら、その呪文のコストを支払い終えるまで、あなたは次のカードを見られない。
いつでも見て良いといったな。
あれは嘘だ(ナ、ナニー!?
《エリシュ・ノーン》
• 《エリシュ・ノーン》の誘発型能力は、対戦相手がコントロールしている発生源からダメージを受けたパーマネント1つにつき1回誘発し、加えてあなたがその発生源からダメージを受けた場合にも1回誘発する。たとえば、対戦相手があなたとあなたがコントロールしているクリーチャー2体にダメージを与える呪文を唱えた場合、《エリシュ・ノーン》の能力は3回誘発する。これらの各能力はそれぞれ、その対戦相手が{1}を支払わないかぎり、2点のライフを失わせる。
• 同様に、この誘発型能力は、対戦相手がコントロールしていてあなたやあなたがコントロールしているパーマネントにダメージを与えた発生源ごとに別々に誘発する。例えば、対戦相手がコントロールしているクリーチャー3体がブロックし、あなたがコントロールしている攻撃クリーチャーにダメージを与えたなら、《エリシュ・ノーン》の能力は3回誘発する。
赤単は泣いて良い
(ノД`)・゜・。
《カルドハイムへの侵攻》
• 《カルドハイムへの侵攻》と《世界樹の送り火》は両方とも、追放領域にあるカードをプレイすることができる能力を持つ。その能力を持つパーマネントが戦場を離れたりあなたがそれのコントロールを失ったりした場合でも、あなたはそれらのカードを指定された期間の間はプレイできる。
あわてて追放されたままのカードと混ぜないように注意!
• 《世界樹の送り火》の最後の効果は、何らかの理由によりあなたが土地・カード1枚を捨てるたびに誘発する。あなたがこれの他の能力を起動した場合だけではない。
• あなたが手札の上限まで減らすように土地・カードを捨てたためにその能力がクリンナップ・ステップで誘発した場合、あなたは能力の解決後に優先権を得る。つまり、あなたが追放したインスタント・カードや瞬速を持つカードを唱える機会を得ることになる。あなたが追放されているカードを唱えようが唱えまいが、その後、ターンが終わる前にもう1回クリンナップ・ステップが発生する。
色が合わないけど《ギトラグの怪物》と組み合わせたらライブラリー吹っ飛びそう!?
《ガルタとマーブレン》
• あなたが1つ目のモードを選び、これでない攻撃クリーチャーがいなかった場合、あなたは0/0の恐竜・トークン1体を生成する。何らかの効果によって即座にタフネスが上がらないかぎり、そのトークンは死亡する。あなたにはそれを救出するために対応して文や能力を用いる時間はない。これでない攻撃クリーチャーのパワーの最大値が0以下の場合も同様の状況が発生する。
• あなたが2つ目のモードを選び、これでない攻撃クリーチャーがいなかった場合、あなたは吸血鬼・トークンを生成しない。
クリーチャーのETBやPIG誘発を期待するなら、1つ目のモードを選ぼう!
《眼魔の仔》
• 「変身した状態のパーマネント」とは第2面を表にした状態の変身する両面パーマネントのことである。モードを持つ両面パーマネントや合体パーマネントは、どちらの面が表になっているかに関わらず、変身した状態のパーマネントではない。
トランスフォームは変身だけど、合体は変身ではないよ(白目
《気の強い暴れ者》
テキストの訂正が生じたカードのひとつ。
• カードの注釈文は「これが戦場にあるときにのみ戻す。」となっているが、正しくは上記の通り、「それが戦場にあるときにのみ戻す。」である。《気の強い暴れ者》が戦場に残っているかは関係ない。
一文字違いで大違い
《救済の波濤》
• 《救済の波濤》の影響を受けるパーマネント群は、能力の解決中に決定する。それ以降にあなたがコントロールし始めたパーマネントは呪禁を得ない。
展開順によっては損するので注意!
《決定的瞬間》
• あなたのライブラリーにあるカードが3枚未満なら、それらすべてを見て、順番に指示に従う。たとえば、あなたのライブラリーにあるカードが2枚のみなら、あなたは両方とも見て、1枚をあなたの手札に加え、その後もう1枚を墓地に置く。
墓地に置くのを拒んで、1枚ライブラリーに戻すことはできないよ。
ライブラリーアウト必至!?
《新ファイレクシアへの侵攻》
テキストの訂正が生じたカードのひとつ。
-3: あなたがコントロールしていてアンタップ状態である望む数のクリーチャーをタップする。そうしたとき、対戦相手がコントロールしていてマナ総量がX以下であり土地でないパーマネント1つを対象とする。それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。Xはこれによりタップされたクリーチャーの数に等しい。
• 《ザルファーのテフェリー・アコサ》の最後の能力は、あなたがコントロールしていてアンタップ状態であるクリーチャーをタップしなければならないことを明確にするため、公式のルール・テキストが更新された。更新後の表記は上記の通りである。
《ジモーンとダイナ》
• 起動型能力について、繰り返される手順というのはコスト以外の効果全体のことである。あなたはこれでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる必要はない(実際、そうすることはできない)。あなたはもう1枚カードを引き、その後あなたの手札にある土地・カード1枚を、タップ状態で戦場に出してもよい。今回でこの手順を行うのが2回目のため、能力は解決し終える。
《ズルゴとオジュタイ》
• 誘発型能力は、あなたがコントロールしているドラゴンから戦闘ダメージを受けたプレイヤーやバトルのうち1つにつき1回誘発する。関与したドラゴンの数は関係ない。たとえば、あなたがドラゴン3体でプレイヤー1人に攻撃し、ドラゴン2体でプレイヤーが守るバトル1つを攻撃した場合、能力は2回誘発する。
• 先制攻撃を持つクリーチャーは持たないクリーチャーよりも先にダメージを与えるので、あなたのドラゴンがプレイヤー1人に同じ戦闘かつ異なるタイミングで戦闘ダメージを与えることで、能力を2回誘発させることも可能である。これは、あなたがコントロールしていて攻撃しているドラゴンが二段攻撃を持っていても起こる。
統率者戦だと攻撃対象が多いし、固有色上二段攻撃も付与しやすいから、誘発機会は多そうだね
《セゴビアへの侵攻》
• クリーチャーでない呪文を唱えている間に(たとえば、マナ能力を起動するために)あなたが《セゴビアの海暴君、カエトス》を生け贄に捧げたなら、コストを支払う時点ですでに召集は持っていない。(その呪文が他の何らかの方法によって召集を得ている場合は例外である。)
《アシュノッドの供儀台》などでやってしまいそうなミスだね
《ゼンディカーへの侵攻》
• 《覚醒したスカイクレイブ》はクリーチャー・呪文として唱えられる。これは打ち消すことも対応することもできる。これは戦場に出るまで、他のタイプに加えて土地にはならない。
• 《覚醒したスカイクレイブ》が戦場に出るなら、土地1つが戦場に出るたびに誘発する能力は誘発する。
打ち消しには引っ掛かるけど上陸誘発するよ
《溜め込む親玉》
• そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見てもよい。《溜め込む親玉》が戦場を離れた後も同様である。
• 他のプレイヤーが《溜め込む親玉》のコントローラーを得た場合も、追放されているカードを見たりプレイできるのはあなたである。そのプレイヤーは追放されているカードを見たりプレイすることはできない。
追放したカードまでは奪われなくて一安心!?
《血羽根のフェニックス》
• インスタントやソーサリーである呪文のほとんどはその呪文がダメージを与えるが、他の発生源にダメージを与えさせる呪文もある。例えば、「あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それでない1つを対象とする。その前者はその後者に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」と記載されたソーサリー・呪文は、対戦相手やバトルのうち1つにダメージが与えたとしても、ダメージを与えるのが呪文でなくクリーチャーであるため、《血羽根のフェニックス》の能力を誘発させない。
緑に多い格闘だけでなく、赤でも《チャンドラの灯の目覚め》など誘発させないカードがあるよ
《伝承師、クイントリウス》
• 《伝承師、クイントリウス》の最後の2つの能力は関連している。最後の能力はその誘発型能力によって追放されているカードのみを対象にできる。あなたが最後の能力を起動するために生け贄に捧げたスピリットが置換効果によって追放されても、そのカードは最後の能力の対象にできない。
《安らかなる眠り》でスピリット追放してもダメってことか
《ドゥームスカールの戦士》
• 特殊な状況下(大抵はダメージの移し替えによるもの)において、《ドゥームスカールの戦士》が複数のプレイヤーやバトルに同時に戦闘ダメージを与えることがある。そうした場合、これの能力はプレイヤーやバトル1つにつき1回ずつ誘発する。各能力は別々に解決し、あなたはそのプレイヤーやバトルに与えたダメージに等しい枚数のカードを見ることができる。
ダメージ移し替え効果は多いけど、能動的に活かすのは意外と難しそう
《ニューカペナへの侵攻》
• クリーチャーが1つ以上の共通のクリーチャー・タイプを持っているなら、それは装備しているクリーチャーと「共通のクリーチャー・タイプを持つ」。装備しているクリーチャーと複数の共通のクリーチャー・タイプを持っていようと、クリーチャーは+1/+1カウンター1個のみを得るだけである。
やたらクリーチャー・タイプの多いクリーチャーばかり採用しても意味ないのね
《燃える都市》
• あなたが《燃える都市》をコントロールしていて、あなたがコントロールしていてトランプルを持つクリーチャーがブロック・クリーチャーに戦闘ダメージを与えるなら、あなたは修整前のダメージを割り振らなければならない。たとえば、トランプルを持つ3/3のクリーチャーが、2/2のクリーチャー1体によってブロックされたなら、防御プレイヤーには1点のダメージを割り振ることができる。その後、これはブロック・クリーチャーに6点(2点の3倍)のダメージ、防御プレイヤーに3点(1点の3倍)のダメージを与えることになる。
• 《チャンドラの螺旋炎》の効果など、あなたが複数の対象にダメージを分割する効果では、あなたはダメージを3倍にする前の修整前のダメージを分割しなければならない。
• あなたが《燃える都市》2つをコントロールしている場合、あなたがコントロールしている発生源が与えるダメージは9倍になる。3つをコントロールしている場合、それは 27 倍になる。以下同様である。
トランプルの例は、クリーチャーに2点ダメージ、防御プレイヤーに7点って言いたくなるけど間違いってことだね。
《燃える都市》コピーはオーバーキル!
《ヤーグルとムルタニ》
• 「ゲコッ」
好こっ
《割込み》
• 紋章は、あなたがその紋章を得たプレインズウォーカーとは別物である。紋章の能力を起動しても、そのプレインズウォーカーは「起動された」状態にはならない。
以下は、統率者カードの注釈だ
新能力語:プレインズウォーカーの議決
• 投票はターン順に行われるので、各プレイヤーは自分より先に投票を行ったプレイヤーの投票結果を知っていることになる。
• プレイヤーは用意された選択肢の中から必ず1つに投票しなければならない。棄権することはできない。
• プレイヤーはその呪文が解決されるまで投票しない。対応する場合は、投票を知らずに行う必要がある。
• プレイヤーは、投票を終えてから呪文が解決し終わるまでの間は、何もできない。
• 次元コントローラーでない間に何らかの方法でこれらのうち1枚のカードを唱え、「プレインズウォークする」がより多くの票を得た場合、プレインズウォークするのは次元コントローラーであり、あなたではない。
《議事会の大鎚隊長》
• 同じクリーチャーが《議事会の大鎚隊長》の賛助能力2つ以上の対象であるなら、これは2つ以上の誘発型能力を得る。それらの誘発型能力はそれぞれ個別に誘発する。そのクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与える場合、これはその点数に等しい数の+1/+1カウンターを2回以上得る。(トランプルも2回以上得ることになるが、特筆すべきことはない。)
1体を超賛助するか、3体賛助するか、悩むねぇ
《グレムリンの神童、ジンバル》
• トークンが他のオブジェクトのコピーである場合や、それを生成した効果に名前が指定されていた場合を除き、トークンの名前はそれのサブタイプに「・トークン」をつけたものである。たとえば、《グレムリンの神童、ジンバル》の最後の能力によって生成されたトークンは「グレムリン・トークン」である。これらのトークンは、《グレムリン解放》によって生成された赤の2/2のグレムリン・クリーチャー・トークンと同じ名前を持つ。
《砂草原の戦乗り》でも同様の注釈があるが、そこでは、マイア・トークンは「マイア・トークン」という名前であり、「ファイレクシアン・マイア・トークン」という名前のファイレクシアン・マイア・トークンとは異なる名前を持つ、と記載されている。
あくまでトークンの名前はそれのサブタイプに「・トークン」をつけたものと覚えよう!
《災厄と踊る》
• 賭けるか止めるかを決定する前に、あなたは追放するカードをそれぞれ見ることができる。
• 追放されたカードのマナ総量の合計が 13 以上であるなら、あなたが追放したカードはそこに残り、それらの中から何も唱えることはできない。
ライフが13点の時に撃つ《むかつき》とよく似ているね
• 追放されているカードを2枚以上唱えるなら、あなたはそれらを唱える順番を選ぶ。これにより唱えた呪文は、これによりそれより後に唱える呪文の対象になることができる。しかし、あなたがそれらの呪文をすべて唱え終わるまでこれにより唱えたパーマネント・呪文は解決されないので、そのパーマネントをこれにより唱える呪文の対象とすることはできない。
たとえば、あなたが《双つ術》と《稲妻の一撃》を追放したなら、先に《稲妻の一撃》を唱え、その後それを対象として《双つ術》を唱えることができる。しかし、あなたがクリーチャー・カードとオーラ・カードを追放したなら、そのクリーチャーを対象としてそのオーラを唱えることはできない。
MOだとわかりやすいけど、テーブルトップだと迷いそうな挙動だ
《ザルファーのシダー・ジャバーリー》
• あなたが1体以上の騎士で攻撃する時点と誘発型能力の解決時に、《ザルファーのシダー・ジャバーリー》は戦場や統率領域になければならない。
特に、《ザルファーのシダー・ジャバーリー》が戦場にあり、これの威光能力が誘発した後、その能力が解決する前に統率領域に置かれたなら、その能力は解決時に何もしない。これは、領域を変更したオブジェクトは新しいオブジェクトとして扱われるからである。
《剣を鍬に》などピン除去で容易に起きそう(;一_一)
《ラシュミとラガバン》
• 《ラシュミとラガバン》は、あなたが1つ目の呪文を唱える時点で戦場になければならない。
特に、あなたが《ラシュミとラガバン》を唱えたターンでは、能力は誘発しない。呪文を唱えるための追加コストとして《ラシュミとラガバン》が戦場を離れるなら、能力は誘発しない。
ついつい忘れてしまいそう。
出してすぐアドは稼げないので、打ち消しを構えて、次ターンから仕掛けよう!
《リリアナの才能》
• 《リリアナの才能》の最後の能力は、クリーチャー1体がエンチャントしているプレインズウォーカーに何らかのダメージを与えるたびに誘発する。戦闘ダメージのみではない。
ティムで削ろうとすると余計痛い目見るってことだね
《ローアンの才能》
• 忠誠度能力をコピーすることによって、エンチャントしているプレインズウォーカーの忠誠カウンターを追加したり取り除いたりすることはない。
《ブライトハースの指輪》など忠誠度能力をコピーするカードは多いけど、ついつい忠誠度カウンターが変動すると勘違いしがち。
安心してコピーしまくろう!?
以下は、プレインチェイスの注釈だ
《ケトリア》
• カオス能力の解決中、土地でないパーマネント・カードを追放する前にあなたが追放するカードは追放されたままになる。
続唱とは挙動が異なるので注意!
《願いの頂点、イルーナ》変容誘発に近いね
《西雲》
• ダメージを与えるのは宝物・トークンであり、《西雲》ではない。
宝物で殴ってる!?
《新アルガイヴ》
• 英雄譚で攻撃するのは容易いことではないが、そうすることで武勇伝が生まれるものだ。
無茶言うな~!(爆
《ノーンの種子中枢》
• いずれかのプレイヤーがプレインズウォークするまで、ゲームは両方の次元で続く。すべての表向きの次元・カードの能力がゲームに影響を及ぼすことになる。
• プレイヤーが{CHAOS}の目を出したら、カオスが起こり、すべてのカオス能力が誘発する。そのプレイヤーはそれらの能力を望む順番でスタックに置いてもよい。
• いずれかのプレイヤーが次にプレインズウォークするとき、そのプレイヤーはすべての表向きの次元からプレインズウォークする。それらの次元のオーナーは、自分の次元デッキの一番下にそれらを望む順番で置く。この順番は他のプレイヤーには公開されない。
さすが新ファイレクシア。
混沌度合いがひどい(誉め言葉
《リトヤラ》
• 何らかの効果によって、多相を持つクリーチャーがすべての能力を失うなら、それは多相を持たなくなるが、すべてのクリーチャー・タイプであり続ける。なぜなら、多相を取り除く効果よりも先に多相が適用されるからである。
出たよ種類別(ノД`)・゜・。
多相によるクリーチャー・タイプを変更する効果は第4種。
多相を持つクリーチャーに対して多相を失わせる効果(第6種)が働いたとしても、クリーチャー・タイプの変更はそれよりも先に適用される。
よってそのクリーチャーは結局すべてのクリーチャー・タイプを持つことになるんだが、相変わらず直感的ではないな
さいごに
発売まで楽しみだね♪
コメント
鏡の間のミミックって変身する両面カードのコピーなのでバトルをクリーチャー化したら変身できそう
コメントありがとうございます!
降霊を忘れていました(汗
クリーチャー化の一手間はかかりますが、《鏡の間のミミック》を試す価値はありそうですね。
記事修正させていただきます。