今回のカジュアル統率者
『ファイレクシア：完全なる統一』の統率者候補カードレビューはこちら
あ、デッキ構築に悩んでいた統率者が形になったんだね
構築済みデッキの統率者で、こんなに悩むとは思わなかった
悩んだ理由としては、《太陽の先兵、ネヤリ》自身の問題に加え、‐反抗の夜明け‐デッキの非クリーチャー・パーマネントへの妨害手段が、《エルズペス・ティレル》の奥義と《過大な贈り物》しかないため。
このままだと脳筋デッキでしかないが、固有色上トークンテーマに絡んだ妨害手段が少ない。
スロット圧迫しやすく、入れ替え難易度は高めだ
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、クリーチャー・トークン（以下、CT）生成カード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
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【統率者 1枚】
1 《太陽の先兵、ネヤリ/Neyali, Suns’ Vanguard
》
【クリーチャー 8枚】
1 《エメリアの天使/Emeria Angel
》★
1 《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》★
1 《二の足踏みのノリン/Norin the Wary
》◆
1 《競技場の首長/Arena Rector
》
1 《アカデミーの学長/Academy Rector
》
1 《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist
》
1 《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
1 《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
》
【インスタント 4枚】
1 《急報/Raise the Alarm》★
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor
》
1 《完璧な策略/Flawless Maneuver》
1 《偏向はたき/Deflecting Swat》
【ソーサリー 10枚】
1 《霊気装置の展示/Servo Exhibition》★
1 《白の太陽の黄昏/White Sun’s Twilight》★
1 《軍部政変/Martial Coup
》★
1 《ファイレクシアの再誕/Phyrexian Rebirth》★
1 《地底の揺れ/Subterranean Tremors》★
1 《クレンコの命令/Krenko’s Command
》★
1 《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》★
1 《赤の太陽の黄昏/Red Sun’s Twilight》◆
1 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
1 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
【アーティファクト 20枚】
1 《忘却の偶像/Idol of Oblivion》★
1 《語り部の杖/Staff of the Storyteller》★◆
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
1 《ボロスの印鑑/Boros Signet》
1 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《連合の秘宝/Coalition Relic》
1 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1 《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《蜃気楼の鏡/Mirage Mirror》
1 《スランの発電機/Thran Dynamo》
1 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
【エンチャント 18枚】
1 《軍団の上陸/Legion’s Landing》★
1 《スクレルヴの巣/Skrelv’s Hive》★
1 《光輝王の昇天/Luminarch Ascension》★
1 《霊魂の絆/Spirit Bonds》★
1 《永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo》★
1 《フェリダーの撤退/Felidar Retreat》★
1 《神聖なる憑依/Hallowed Haunting》★
1 《空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne》★
1 《祝福された聖域/Blessed Sanctuary》★
1 《富裕な関係/Prosperous Partnership》★
1 《ちらつき護法印/Flickering Ward》
1 《土地税/Land Tax》
1 《無形の美徳/Intangible Virtue》
1 《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》
1 《トカシアの歓待/Tocasia’s Welcome》
1 《激励する指揮官/Inspiring Leader》
1 《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
1 《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》
【プレインズウォーカー 3枚】
1 《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》★
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》★
1 《永遠の放浪者/The Eternal Wanderer》★
【バトル 0枚】
なし
【土地 36枚】
1 《暗黒の深部/Dark Depths》★◆
1 《死者の原野/Field of the Dead》★
1 《カー砦/Kher Keep》★
1 《Plateau》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《セラの聖域/Serra’s Sanctum》
1 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
1 《風立ての高地/Windbrisk Heights》
1 《高級市場/High Market》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《統率の灯台/Command Beacon》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
4 《平地/Plains》
3 《山/Mountain》
4 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
3 《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
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【統率者 1枚】
1 《太陽の先兵、ネヤリ/Neyali, Suns’ Vanguard
》
【クリーチャー 8枚】
1 《エメリアの天使/Emeria Angel
》★
1 《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace
》★
1 《二の足踏みのノリン/Norin the Wary
》◆
1 《競技場の首長/Arena Rector
》
1 《アカデミーの学長/Academy Rector
》
1 《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
1 《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
1 《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
》
【インスタント 4枚】
1 《急報/Raise the Alarm
》★
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor
》
1 《完璧な策略/Flawless Maneuver》
1 《偏向はたき/Deflecting Swat》
【ソーサリー 10枚】
1 《霊気装置の展示/Servo Exhibition
》★
1 《白の太陽の黄昏/White Sun’s Twilight》★
1 《軍部政変/Martial Coup》★
1 《ファイレクシアの再誕/Phyrexian Rebirth》★
1 《地底の揺れ/Subterranean Tremors》★
1 《クレンコの命令/Krenko’s Command》★
1 《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》★
1 《赤の太陽の黄昏/Red Sun’s Twilight》◆
1 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
1 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
【アーティファクト 20枚】
1 《忘却の偶像/Idol of Oblivion》★
1 《語り部の杖/Staff of the Storyteller》★◆
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《探検の地図/Expedition Map》
1 《太陽の指輪/Sol Ring》
1 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1 《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1 《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
1 《ボロスの印鑑/Boros Signet》
1 《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《思考の器/Thought Vessel》
1 《連合の秘宝/Coalition Relic》
1 《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1 《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1 《蜃気楼の鏡/Mirage Mirror》
1 《スランの発電機/Thran Dynamo》
1 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
【エンチャント 18枚】
1 《軍団の上陸/Legion’s Landing》★
1 《スクレルヴの巣/Skrelv’s Hive》★
1 《光輝王の昇天/Luminarch Ascension》★
1 《霊魂の絆/Spirit Bonds》★
1 《永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo》★
1 《フェリダーの撤退/Felidar Retreat》★
1 《神聖なる憑依/Hallowed Haunting》★
1 《空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne》★
1 《祝福された聖域/Blessed Sanctuary》★
1 《富裕な関係/Prosperous Partnership》★
1 《ちらつき護法印/Flickering Ward》
1 《土地税/Land Tax》
1 《無形の美徳/Intangible Virtue》
1 《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》
1 《トカシアの歓待/Tocasia’s Welcome》
1 《激励する指揮官/Inspiring Leader》
1 《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
1 《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》
【プレインズウォーカー 3枚】
1 《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》★
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》★
1 《永遠の放浪者/The Eternal Wanderer》★
【バトル 0枚】
なし
【土地 36枚】
1 《暗黒の深部/Dark Depths》★◆
1 《死者の原野/Field of the Dead》★
1 《カー砦/Kher Keep》★
1 《Plateau》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《セラの聖域/Serra’s Sanctum》
1 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
1 《統率の塔/Command Tower》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
1 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
1 《風立ての高地/Windbrisk Heights》
1 《高級市場/High Market》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《統率の灯台/Command Beacon》
1 《無限地帯/Myriad Landscape》
4 《平地/Plains》
3 《山/Mountain》
4 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
3 《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
本デッキの勝ち筋
CT生成できる初手を引く
1ターン目《魔力の墓所》《ドラゴンの餌》、2ターン目《太陽の先兵、ネヤリ》のロケットスタートがベスト。
少なくとも、初手に1枚はCT生成カードがないと厳しい。
マナがあるからって《太陽の先兵、ネヤリ》先出ししても意味ないもんね
(；一_一)
衝動的ドローでハンドアドを稼ぐ
飛行持ちCT3体で対戦相手3人に1体ずつ攻撃し、ヘイト最小限・衝動的ドロー最大限得るのが理想。
《トレストの密偵長、エドリック》と異なり、対戦相手が減ると衝動的ドロー効率が悪くなるので、どうしても均等に各対戦相手を攻撃していく必要がある。
一気にライフを詰める
《太陽の先兵、ネヤリ》自身はマナレシオ的に象にも劣るため、統率者ダメージ21点は無理。
均等に攻撃しつつ、ハンドアドに余裕ができたら、ライフが危険水域になっていて危険度の高い対戦相手から一人ずつ倒していく。
本デッキのキーカード
『ファイレクシア：完全なる統一統率者デッキ』収録のレア・アーティファクト。
装備品みたいな名前とイラストなのに装備品ではないが、
- ETBで生成するスピリット・CTが飛行持ちで《太陽の先兵、ネヤリ》と相性良い
- 上記ETBで物語カウンター１個乗るため、最低1枚ドローは確約
- 後続のCT展開毎に追加ドローが付く
ので、序盤から活躍し、終盤まで息切れ防止に役立つ。
言わずと知れたマリット・レイジ様生成カード。
《太陽の先兵、ネヤリ》の二段攻撃付与により、初期ライフ40点も一撃で削れる。
定番の《演劇の舞台》（ステージ・デプス）のほか、《蜃気楼の鏡》でも踏み倒せるぞ
なお、固有色上《厳粛》でも踏み倒せるが、
- 《厳粛》を先出ししないといけない
- 対戦相手の無限頑強と友情コンボ
- 採用したいカードとアンチシナジー
のため、今回は採用しなかった。
『ファイレクシア：完全なる統一』黄昏サイクルの赤。
X＝5以上で戦闘前メイン・フェイズにアーティファクト・クリーチャーを破壊すれば、CTとして攻撃させ《太陽の先兵、ネヤリ》の衝動的ドローもできる。
早々都合良くアーティファクト・クリーチャーを展開している対戦相手がいるとは限らないが、トークンテーマと絡む妨害手段として、スロットを有効活用できるぞ
『時のらせん』収録の伝説クリーチャーで、ボロス（白赤）カラーならシナジー豊富。
- 《霊魂の絆》《祝福された聖域》でCT生成
- 《鍛冶の神、パーフォロス》で2点ダメージ
- 《聖戦士の進軍》で自軍全体に+1/+1カウンター
- 《トカシアの歓待》で追加ドロー
《二の足踏みのノリン》とシナジーするカードが軒並みエンチャントなので、《空位の玉座の印章》《神聖なる憑依》によるエンチャントレス要素を採用しているぞ
《神聖なる憑依》の生成するスピリット・CTは《霊魂の絆》ともシナジーするね
さいごに
君がいるだけで
マナレシオ的に象にも劣る《太陽の先兵、ネヤリ》だが、戦場に立っているだけで、
- CTに二段攻撃と衝動的ドロー付与
- 《完璧な策略》《偏向はたき》をピッチ
- 《激励する指揮官》でCTを+2/+2修正
できる。
影で支える優秀な上司みたい!?
衝動的ドローとの併用はストレス!?
衝動的ドローが赤の役割に充てられて以来、衝動的ドローカードは数多くあるが、《太陽の先兵、ネヤリ》の衝動的ドローは極めて特殊。
というのも、「あなたがトークンで攻撃したターンの間、あなたはそのカードをプレイしてもよい。」という能力解決時に発生する継続的効果を持つので、ターンを跨いでも、《太陽の先兵、ネヤリ》が戦場を離れても、条件を満たせば衝動的ドローしたカードをプレイできる。
そのため、他の衝動的ドローと併用すると「《太陽の先兵、ネヤリ》で追放してればプレイできたのに… (ﾟ皿ﾟ)ｷﾞｷﾞｷﾞ」という状況になりやすい。
衝動的ドローがトークン生成につながるカードはボロスカラーにないため、ストレス軽減のためにも、衝動的ドローは《太陽の先兵、ネヤリ》のみにした。
MOだと追放したカードが《太陽の先兵、ネヤリ》由来か別の衝動的ドローかわかりにくいね。
《ウルザの後継、カーン》の銀カウンターや《熱心な秘儀術師、ハルダン》《秘儀を運ぶもの、パコ》の取得カウンターみたいに、カウンターで区別した方が良かったんじゃないの？
《ウルザの後継、カーン》《熱心な秘儀術師、ハルダン》はともかく、《秘儀を運ぶもの、パコ》はオブジェクトが変わると、前のオブジェクトが追放したカードを参照できなくなる。
《太陽の先兵、ネヤリ》の衝動的ドローをカウンターで表現すると、改行の有無も考慮しなければならない。
構築済みデッキのメイン統率者としては、複雑になり過ぎるのが嫌だったのかもしれないな
1枚に複数の役割を
ボロスカラーは近年統率者戦でのテコ入れが強いが、《太陽の先兵、ネヤリ》が単体で仕事をしない統率者なので、何のシナジーも考えずタダ強カードを詰め込み過ぎるとチグハグした動きになりやすい。
《告別》《精霊龍、ウギン》などタダ強カードの採用を諦めてでも、CT生成を兼ねる《白の太陽の黄昏《太陽の勇者、エルズペス》など優先している
CT生成カードの適正枚数
CT生成カードを土地に置き換えれば、初手の土地枚数期待値と確率の計算機を代用できる。
CT生成カードは15枚以上採用しないと初手の期待値が1枚以上にならないし、それでも30％の確率で初手0枚になってしまう。
‐反抗の夜明け‐から入れ替え検討するときは、CT生成カードの枚数に注意しよう！
誘発タイミングの良し悪し
《太陽の先兵、ネヤリ》の誘発タイミングは攻撃するたびなので、チャンプアタックでも誘発できる一方、同じタイミングでCT生成するカードとの相性は悪い。
各対戦相手分CTを作るからと無尽持ちクリーチャーを採用しても意味ないね(；一_一)
《アルダー・レイヴンガード大公爵》は色が合うだけに残念だな
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