統率者デッキ紹介《音波のスパイ、サウンドウェーブ》

今回のカジュアル統率者

『兄弟戦争トランスフォーマー・カード』の1枚。

白が得意なトークン生成＋ディミーア（青黒）カラーが得意な対戦相手の墓地のインスタントやソーサリーを踏み倒す効果を組み合わせたトランスフォーマー。

と書くと強力そうだが、

• トークンも伝説なので《ラヴィッジ》《レーザービーク》1体ずつしか展開できない
• 対戦相手のライブラリーを切削して、トークンでダメージを与えて、さらにダメージ量がマナ総量と等しいインスタントやソーサリーしか踏み倒せない
• 踏み倒した時しか第1面《音波のスパイ、サウンドウェーブ》⇒第2面《上級隊長、サウンドウェーブ》にトランスフォームできない

と、メチャクチャ使い勝手が悪い。

デッキ内容

• カード名後ろに★があるのは、変身やトランスフォームするクリーチャー・カード
• カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード

本デッキの勝ち筋

第2面《上級隊長、サウンドウェーブ》で出す

第1面《音波のスパイ、サウンドウェーブ》⇒第2面《上級隊長、サウンドウェーブ》は超絶難易度が高いが、逆の第2面《上級隊長、サウンドウェーブ》⇒第1面《音波のスパイ、サウンドウェーブ》は超絶難易度が低い。

変身クリーチャーを展開

《音波のスパイ、サウンドウェーブ》以外にも、変身クリーチャーを多数採用。

しかし、それぞれ変身条件が異なる上に、変身難易度が高いものも。

本デッキのキーカード

《魅せられた花婿、エドガー》は『イニストラード：真紅の契り』収録のレア・クリーチャー。

《共同魂の刃》は『ファイレクシア：完全なる統一』収録のレア・アーティファクト。

変身する両面カードのクリーチャーが《共同魂の刃》を装備して《魅せられた花婿、エドガー》をコピーすると、レジェンド・ルールによりどちらかを墓地に置かないといけない。

その際、変身する両面カードのクリーチャーを墓地に置くと、コピーしていた《魅せられた花婿、エドガー》の死亡誘発型能力により、変身した状態で戦場に戻る。

さいごに

MOではコンボできない

アリーナでは現行スタンダードでも出来るコンボだが、MOでは死亡誘発型能力を解決しても、変身させた状態で戦場に戻らない。

例えば、《ガツタフの羊飼い》が《無謀な浮浪者》のコピーになった場合。

その後変身し《ガツタフの咆哮者》の面が表になっても、その特性は《ガツタフの咆哮者》でも《無慈悲な捕食者》でもなく、コピーされた《無謀な浮浪者》の特性のまま。

これは、変身する両面カードが変身する両面カードのいずれかの面のコピーになった場合、それを変身させる効果は実際にそのカードを変身させるけど、その特性はコピーされた特性のままであるため。