教示者とは?
カモン、トップデッキ!…あーん、ダメか〜。
某トレカアニメじゃないんだから、そうそうご都合ドローはないよ。
そのご都合ドローを叶えてくれるのが、各種サーチカード。
特に教示者(チューター)と言われるサーチカードは統率者戦で強力。
教示者?
近年はそこまで再録されてないからね。
あるのもマナコストが高かったり、ペナルティがあったり、過去の反省を生かした調整がされている。
特に統率者戦で有用な教示者
といえば、ミラージュブロックの以下4枚。
頻用される理由・メリット
1マナと軽い
自分のターンの動きを阻害しない。サーチしたカードを唱えるマナを確保しやすい。
インスタントである
対戦相手の妨害を受けにくい。状況を見極める余裕ができる。
ハイランダー構築(基本土地以外1枚制限)である
4枚積みできる他フォーマットと異なり、同じ役目のカードを積むのに限界がある。
自然と、シルバーバレット戦略を取りやすくなる。
教示者のデメリット
こんな強力なカードにデメリットなんてあるの?
あるよ。主に以下の3つ。
序盤に使うと土地詰まりする可能性
序盤の動きで良くあるのが、《魔力の墓所》《太陽のリング》《魔力の櫃》を積むこと。
一気に2マナ加速しているが、手札に土地がなかったり追加ドローの当てがない状況だと、その後土地詰まりを起こす可能性がある。
ハンドアドバンテージを失っている
チューター自体は手札-1枚になるだけなので、状況対応を優先してチューターを連用すると手札がやせてしまう。
教示者の積みすぎはデッキを圧迫する
解決策を探すのがチューターの役目のため、チューターの積みすぎると解決策のカードが積めなくなってしまう。
ソーサリーの教示者は使えないの?
ソーサリーになっただけの教示者もあるよね。
あるね。
通常ドロー以外の追加ドロー手段があれば、全く同様に使える。
でも、得てして追加ドロー手段もないピンチの時に《親身の教示者》を引いてしまって、教示者を唱えるだけでターン終了となりがちなんだよなぁ。
その点、《悪魔の教示者》は別格
ソーサリーではあるけれど2マナと軽い上に手札に加えるため、チューターのデメリットを全てクリアしており、極めて強力。
教示者を有効に使うには
教示者を有効に使うには以下の点を意識したい。
黒がらみの多色デッキでも2~3枚におさえる
《吸血の教示者》《悪魔の教示者》+0~1枚で十分。
追加ドローカードを多めに採用する
教示者で失ったハンドアドバンテージをすぐに補えるようにする。
序盤に教示者を使わない
土地や追加ドローが用意できない序盤に、安易なマナ加速に教示者を使わない。
使うのは中盤~終盤。
本当に困った時のご都合ドローが、対戦相手にとって一番脅威だ。
さいごに
追加ドロー手段が豊富にあれば、教示者は絶対必要ではない。
予算や統率者に合わせて上手く使っていこう。
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