今回のカジュアル統率者はこちら
『灯争大戦』神話レア。
実に4度目のカード化にして、ついにイゼットカラーから5色に。
能力もドロー能力から、手札に加えるETB能力に変化している。

ラヴニカのギルドカラー10色を強く意識したデザインだよね。
ちょうど2色じゃないと手札に加えられないなんて使いにくいなぁ。

そこがデッキビルダーの腕の見せ所だろう。
今回は《旧き道のニーキャ》デッキと同じ理論で構築してみた。

・・・同じ理論って、まさか!(絶句
デッキ内容はこちら
カード名が青色アンダーラインなのは、Xをマナコストに含むカード。
カード名が太字なのは、本デッキのキーカード。
【統率者 1枚】
1 《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn》
【クリーチャー 32枚】
1 《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》
1 《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》
1 《雲先案内人/Cloudblazer》
1 《オジュタイの達人、テイガム/Taigam, Ojutai Master》
1 《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》
1 《スカラベの神/The Scarab God》
1 《悪意の大梟/Baleful Strix》
1 《概念泥棒/Notion Thief》
1 《苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction》
1 《虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger’s Shadow》
1 《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless》
1 《狂気の種父/Sire of Insanity》
1 《怒りの座、オムナス/Omnath, Locus of Rage》
1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
1 《呪文砕きのビヒモス/Spellbreaker Behemoth》
1 《略奪の母、汁婆/Wort, the Raidmother》
1 《艦長シッセイ/Captain Sisay》
1 《龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka》
1 《帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned》
1 《通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage》
1 《配分の領事、カンバール/Kambal, Consul of Allocation》
1 《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》
1 《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》
1 《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms》
1 《屍錬金術師、ルーデヴィック/Ludevic, Necro-Alchemist》
1 《人質取り/Hostage Taker》
1 《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
1 《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》
1 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
1 《青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluse》
1 《谷のラネット/Valley Rannet》
1 《収穫の神、ケイラメトラ/Karametra, God of Harvests》
【インスタント 9枚】
1 《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
1 《発展+発破/Expansion+Explosion》
1 《森の再生/Sylvan Reclamation》
1 《ウィンドグレイスの裁き/Windgrace’s Judgment》
1 《ボロスの魔除け/Boros Charm》
1 《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》
1 《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》
1 《死の芽吹き/Deathsprout》
1 《成長のらせん/Growth Spiral》
【ソーサリー 12枚】
1 《木端+微塵/Cut+Ribbons》
1 《死せざる者への債務/Debt to the Deathless》
1 《上古族の栄華な再誕/Primevals’ Glorious Rebirth》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《都の進化/Urban Evolution》
1 《ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath》
1 《無慈悲な追い立て/Merciless Eviction》
1 《白日の下に/Bring to Light》
1 《戦争の犠牲/Casualties of War》
1 《渡り鳥の経路/Migratory Route》
1 《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》
1 《墓所の隆起/Grave Upheaval》
【アーティファクト 0枚】
なし
【エンチャント 7枚】
1 《死体の花/Cadaverous Bloom》
1 《騒乱の大祭/Havoc Festival》
1 《ミラーリの目覚め/Mirari’s Wake》
1 《真の木立ち/Sterling Grove》
1 《オーラの破片/Aura Shards》
1 《永遠への旅/Journey to Eternity》
1 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
【プレインズウォーカー 4枚】
1 《自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements》
1 《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》
1 《幽霊暗殺者、ケイヤ/Kaya, Ghost Assassin》
1 《ダク・フェイデン/Dack Fayden》
【土地 35枚】
1 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《Bayou》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1 《Badlands》
1 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《聖遺の塔/Reliquary Tower》
1 《パルンズの柱/Pillar of the Paruns》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《Plateau》
1 《Savannah》
1 《Scrubland》
1 《Taiga》
1 《Tropical Island》
1 《Tundra》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《Underground Sea》
1 《Volcanic Island》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1 《クローサの境界/Krosan Verge》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《統率の塔/Command Tower》
2 《島/Island》
2 《森/Forest》
1 《山/Mountain》
1 《平地/Plains》
1 《真鍮の都/City of Brass》
1 《沼/Swamp》

やっぱり!
土地以外全部2色カードになってる!!

《ニヴ=ミゼット再誕》のETB能力の外れがなくなるので、ストレスなく遊べるぞ。
もっとも、均等に全てのギルドカラーを採用できなかったけどな。
【本デッキの色別採用枚数】
- アゾリウス :9枚
- ディミーア :6枚
- ラクドス :7枚
- グルール :5枚
- セレズニア :9枚
- オルゾフ :7枚
- イゼット :4枚
- ゴルガリ :9枚
- ボロス :2枚
- シミック :7枚

イゼットとボロスが少ないね。

構築レベルでないカードを無理に加えても仕方ないからな。
この程度偏っていても、《ニヴ=ミゼット再誕》のETB能力で4~5枚は手札に加えられるぞ。
このデッキの勝ち筋は以下の通り
土地とドロー能力持ちクリーチャーを展開する
2色縛りをしているので、《魔力の墓所》《太陽の指輪》といった無色マナアーティファクトや、《極楽鳥》《三顧の礼》といった単色マナ加速ができない。
そのため土地サイクリングを活用し、地道に土地を伸ばしつつ、ドロー能力を持つクリーチャーを展開し、戦況を整える。
手札が枯れそうになったら《ニヴ=ミゼット再誕》を戦場に出し、手札補充する
手札が3~4枚程度になったら《ニヴ=ミゼット再誕》を出す。

色拘束はともかく5マナ6/6飛行とマナレシオは良いので、頼りになる。
ビートダウンかX火力呪文で対戦相手を倒す
主な勝ち筋はキーカード2種類を絡めた2通り。
本デッキのキーカードはこちら
『ミラージュ』レア。
古参プレイヤーならば、プロスブルーム・ネクロブルームデッキのキーカードとして《繁栄》や《ネクロポーテンス》と組み合わせた記憶もあるのではないだろうか。

このコンボを2色縛りで行う。
《ミラーリの目覚め》や《陰謀団の貴重品室》で得た大量マナを《スフィンクスの啓示》《発展+発破》の《発破》につぎ込み、自ターン直前に大量ドロー。
自ターンに《死体の花》で手札をさらに大量マナに変え、《木端+微塵》の《微塵》か《死せざる者への債務》で対戦相手全員をまとめて倒す。
本デッキは、伝説のパーマネントを多めに採用している。
そのため全体除去後に、《上古族の栄華な再誕》で一気に戦況を逆転することができる。

伝説ならばクリーチャーだけでなく、プレインズウォーカーも戻せるね。

現在絶賛発売中の『灯争大戦』は総勢37体のプレインズウォーカーが登場するからな。
一気にリアニメイトするプレインズウォーカーコントロールデッキを作るために『灯争大戦』をゲットしよう!(販促
さいごに

2色縛りでも意外とデッキになるもんだねぇ。

今回のデッキを組んだ後だと、普段多色の統率者デッキを構築している時、序盤の色事故防止のために無色や単色カードを中心に組んでいることに気づかされる。
統率者を変えてもデッキ採用カードがいつも似通ってしまう人には、ちょうど良い統率者じゃないかな。
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