《パラドックス装置》がカジュアル統率者デッキ向きでない３つの理由

《パラドックス装置》をデッキ紹介しないと追加したぞ。

明らかに統率者戦を意識したようなデザインだと思うんだけど、カードショップセラのこらむでも、禁止にしてもいいカードのひとつとして紹介しているね。

こらむでは「言うまでもない」とあるけど、今回は、なぜ《パラドックス装置》がカジュアル統率者デッキ向きでないかを解説しよう。

マナアーティファクトの種類も追加ドローカードの種類も問わないチェインコンボとか、ほかのコンボ組む意味なくね？ってなってしまう。

また、アーティファクトサーチだけでなく伝説サーチでも持ってこれるから、むしろ伝説がメリット。

元々アンタップさせるアーティファクトはあったけど、《パラドックス装置》は呪文のタイプを問わず誘発するわ、１ターン中に何度でもアンタップできるわと、有色以上に簡単にアンタップさせまくる。

調整したとは思えん。

《パラドックス装置》が野放しなのに、《クルフィックスの預言者》が何となく統率者戦で禁止とかも基準がよくわからないね。

色の役割を無視しているのはわかったけど、統率者のコンセプト無視ってのは、どういうこと？

MTG Wikiの《パラドックス装置》ページでは『《巻物の君、あざみ》や《艦長シッセイ》、《アーカム・ダグソン》を統率者に据えたデッキはライブラリーからこのカードを探しやすく、統率者自体がこれと好相性であることから特に強化された。』とあるけど、そもそも強い統率者をさらに強くするようなカード作るってどういうこと！？って思わん？

他の弱い統率者でもチェインコンボが作れるように、救済措置的に作ったのかもしれないけどね。

ただ、どんな色・タイプの統率者でも、《パラドックス装置》を置いた後はほぼ同じ動きになってしまう。

アグロだろうがコントロールだろうがコンボだろうが、ドロー⇒唱える⇒アンタップ⇒以下繰り返し・・・になると、統率者を指定する意味って何？ってなるね。

せめて色拘束の強い有色アーティファクトとか、アンタップのたびアンタップするパーマネント１つにつき１ライフ失うとか、制限強めにしてほしかったなぁ。

制限ないカードって、構築意欲を逆に削ぐよね。

役に立たないカードばかりじゃ、パック剥く人減っちゃうから仕方ないけどな。

そのせいで、最近ただつよカードが多くて、構築意欲が湧く奇妙奇天烈なカードが少ないのが残念かな。

2019年3月7日の段階で薄々気づいていたよ(｀・∀・´)ｴｯﾍﾝ!!

たまたまだろ！(≧◇≦)