今回のカジュアル統率者はこちら
『統率者2018』収録。

カードレビューは『12月5日からMOのトレジャーチェストに統率者2018の新カード完全収録!』でしているので是非こちらも読んでね。

今回はレビューで書いた通り、統率者ダメージ21点を目指すデッキ構築をする。

あの~、統率者ダメージ狙うなら《雪花石を率いる者、ブルーナ》の方が強くない?

そうでもないぞ。両者の違いを表にしようか。
トゥヴァーサ | ブルーナ | |
固有色 | 3色 | 2色 |
マナコスト | 3 | 6 |
ベース能力 | 1/1バニラ | 5/5 飛行・警戒 |
エンチャント構築 | 全てのエンチャント | オーラ偏重 |
ドロー能力 | あり | なし |
墓地回収能力 | なし | あり |
ブルーナと比べ、
- 緑の各種エンチャントレスが使えるため、デッキ全体でドロー能力が高い。
- マナコストも3少ないので、再キャストがしやすい。
- ベース能力こそ低いけど、エンチャントレスデッキだと簡単に+10程度まで成長する。
- アド損しやすいオーラ偏重構築をしなくて済む。

という感じで、デッキ構築全体のカードパワーはトゥヴァーサの方が上かな。
デッキ内容はこちら
カード名が黄色アンダーラインなのは、瞬速を持つ・与えるエンチャントカード。
カード名が青色アンダーラインなのは、本デッキのキーカード。
【統率者 1枚】
1 《日照のトゥヴァーサ/ Tuvasa the Sunlit》
【クリーチャー 9枚】
1 《太陽の神、ヘリオッド/ Heliod, God of the Sun》
1 《オーラ泥棒/ Aura Thief》
1 《加護のサテュロス/ Boon Satyr》
1 《アカデミーの学長/ Academy Rector》
1 《アルゴスの女魔術師/ Argothian Enchantress》
1 《失われたアラーラの君主/ Sovereigns of Lost Alara》
1 《サテュロスの結界師/ Satyr Enchanter》
1 《万神殿の伝令/ Herald of the Pantheon》
1 《新緑の女魔術師/ Verduran Enchantress》
【インスタント 3枚】
1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1 《サイクロンの裂け目/ Cyclonic Rift》
1 《マナ吸収/ Mana Drain》
【ソーサリー 1枚】
1 《補充/ Replenish》
【アーティファクト 17枚】
1 《ファイレクシアの供犠台/ Phyrexian Altar》
1 《魔力の墓所/ Mana Crypt》
1 《金属モックス/ Chrome Mox》
1 《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1 《探検の地図/ Expedition Map》
1 《太陽の指輪/ Sol Ring》
1 《アゾリウスの印鑑/ Azorius Signet》
1 《思考の器/ Thought Vessel》
1 《精神石/ Mind Stone》
1 《シミックの印鑑/ Simic Signet》
1 《セレズニアの印鑑/ Selesnya Signet》
1 《速足のブーツ/ Swiftfoot Boots》
1 《連合の秘宝/ Coalition Relic》
1 《ダークスティールの鋳塊/ Darksteel Ingot》
1 《彩色の灯籠/ Chromatic Lantern》
1 《スランの発電機/ Thran Dynamo》
1 《金粉の水蓮/ Gilded Lotus》
【エンチャント 33枚】
1 《真の木立ち/ Sterling Grove》
1 《苦行主義/Asceticism》
1 《偉大なるオーラ術/ Greater Auramancy》
1 《天使の運命/ Angelic Destiny》
1 《熊の陰影/ Bear Umbra》
1 《女魔術師の存在/ Enchantress’s Presence》
1 《土地税/ Land Tax》
1 《エルドラージの徴兵/ Eldrazi Conscription》
1 《ミラーリの目覚め/ Mirari’s Wake》
1 《意識の拡張/ Mind’s Dilation》
1 《未来予知/ Future Sight》
1 《最高の時/ Finest Hour》
1 《魔法の夜/ Enchanted Evening》
1 《霊体の正義/ Karmic Justice》
1 《シガルダの助け/ Sigarda’s Aid》
1 《光波の護法印/ Spectra Ward》
1 《森の知恵/ Sylvan Library》
1 《沈黙のオーラ/ Aura of Silence》
1 《ちらつき護法印/ Flickering Ward》
1 《命運の掌握/ Grasp of Fate》
1 《肥沃な大地/ Fertile Ground》
1 《リスティックの研究/ Rhystic Study》
1 《楽園の拡散/ Utopia Sprawl》
1 《繁茂/ Wild Growth》
1 《大霊の盾/ Shield of the Oversoul》
1 《天上の鎧/ Ethereal Armor》
1 《怨恨/ Rancor》
1 《予期の力線/ Leyline of Anticipation》
1 《排斥/ Cast Out》
1 《封じ込め/Seal Away》
1 《停滞の罠/ Stasis Snare》
1 《長魚の陰影/ Eel Umbra》
1 《月への封印/ Imprisoned in the Moon》
【プレインズウォーカー 1枚】
1 《仮面使い、エストリッド/ Estrid, the Masked》
【土地 35枚】
1 《ならず者の道/Rogue’s Passage》
1 《聖遺の塔/ Reliquary Tower》
1 《繁殖池/ Breeding Pool》
1 《真鍮の都/ City of Brass》
1 《溢れかえる岸辺/ Flooded Strand》
1 《神聖なる泉/ Hallowed Fountain》
1 《宝石の洞窟/ Gemstone Caverns》
1 《マナの合流点/ Mana Confluence》
1 《苔汁の橋/ Mosswort Bridge》
1 《Savannah》
1 《雲海/ Sea of Clouds》
1 《豪勢な大通り/ Bountiful Promenade》
1 《セラの聖域/ Serra’s Sanctum》
1 《寺院の庭/ Temple Garden》
1 《Tropical Island》
1 《Tundra》
1 《吹きさらしの荒野/ Windswept Heath》
1 《古えの墳墓/ Ancient Tomb》
1 《ヤヴィマヤのうろ穴/ Yavimaya Hollow》
1 《クローサの境界/ Krosan Verge》
1 《統率の塔/ Command Tower》
1 《無限地帯/ Myriad Landscape》
4 《島/ Island》
4 《森/ Forest》
4 《平地/ Plains》
1 《高級市場/ High Market》

エンチャントレスデッキだよね。

そうだね。ただし、本サイトのコンセプト上、無限・チェインコンボはしないので、統率者ダメージ21点+プチコンボ2つ入れている。
このデッキの勝ち筋
《日照のトゥヴァーサ》を戦場に出す。
《アルゴスの女魔術師》ほかエンチャントレスカードより効率は悪いが、トゥヴァーサ自身もエンチャントを唱えた時にカードを引けるので、なるべく最速で戦場に出す。
エンチャントを展開する。
《魔法の夜》以外のエンチャントは戦場に出すタイミングを選ばないので、積極的に展開する。

《日照のトゥヴァーサ》の能力を効率良く誘発しつつ、トゥヴァーサを守ったり脅威を取り除く瞬速持ちエンチャントを多めに採用している。
統率者ダメージ21点で勝つ。
族霊鎧や破壊不能、呪禁が重なると、早々除去されなくなる。
統率者ダメージで勝てない場合は、プチコンボを狙う。
今回は《魔法の夜》+《オーラ泥棒》と《失われたアラーラの君主》+《エルドラージの徴兵》のプチコンボを採用している。

《失われたアラーラの君主》+《エルドラージの徴兵》のコンボは『アルティメットマスターズ』ドラフトでも組めるね。
本デッキのキーカードはこちら
赤不要で《日照のトゥヴァーサ》に連続突撃を付与できる貴重なエンチャント。

いくらトゥヴァーサが成長するとはいえ、パワー21以上にするのは困難なので、連続突撃は貴重。

《数多のラフィーク》でもいいんじゃないの?

スロットに余裕があればね。今回はエンチャントレスデッキなので、エンチャントシナジーがない《数多のラフィーク》は採用しなかった。
基本的に先手必勝デッキなので、エンチャントを破壊されたりトゥヴァーサを除去されるとリカバリーがしにくい。

中途半端なリカバリーでは間に合わないので、一気にリカバリーして形勢逆転するのに《補充》は有効。
戦場にクリーチャーがいれば、《補充》で戻したオーラも付与できるので、再キャストしたトゥヴァーサを一気に強化できる。
さいごに

エンチャントレスが回りだすと、大量ドロー・大量マナを得て、一気に戦場構築が出来るね。

そうだね。そのおかげで《日照のトゥヴァーサ》の成長スピードが読みにくい上、《魔法の夜》+《オーラ泥棒》と《失われたアラーラの君主》+《エルドラージの徴兵》のプチコンボもあるので、対戦相手の計算を狂わせやすいぞ。
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