統率者デッキ紹介《小さきものの呼び手、カディラ》

今回のカジュアル統率者

セレズニアカラーらしいトークンテーマの統率者だけど、単体では一切トークン生成できないのが1つ目の難点。

最近は自身が攻撃しなくても自軍クリーチャーが攻撃するだけで誘発する能力（以下、自軍攻撃誘発）持ち伝説クリーチャーが多い。

自軍攻撃誘発が、速攻がなくても出したターンに誘発でき、自身を戦闘の危険にさらす心配がないのと比べると、確かにサボタージュ能力は見劣りする。

デッキ内容

• カード名後ろに★があるのは、トークン生成カード
• カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード

本デッキの勝ち筋

トークンをばらまく

《小さきものの呼び手、カディラ》が3マナと軽量なので、《策謀の予見者、ラフィーン》デッキのように1~2ターン目に《急報》などでトークン展開したくなるが、正直お薦めしない。

というのも《策謀の予見者、ラフィーン》は謀議によるルーターと強化とリアニメイトをまとめて狙えるが、《小さきものの呼び手、カディラ》は召喚酔い後にトークン数分の兎・クリーチャー・トークン（以下、兎）を生成することしかできないため。

それよりは、土地サーチのついでにトークン生成できる上陸持ちパーマネントや《息詰まる徴税》などで、マナ加速しながらトークンをばらまきたい。

兎を大量生成！

十分展開できたら《小さきものの呼び手、カディラ》を出し、ガードが下がっている対戦相手を攻撃し、兎を大量生成する。

そこで《オーラの破片》で置物大量破壊したり、《神聖な訪問》《聖戦士の進軍》で強化し、脅威に仕立て上げる。

本デッキのキーカード

『統率者2016』初出のレア・エンチャント。

特に《小さきものの呼び手、カディラ》の場合、1回目の誘発で生成した兎を2回目の誘発で数えるため、1回の戦闘でトークン量を2×2＝4倍にできる！

セレズニアカラーで二段攻撃を付与する手段はいくつかあるが、《決闘者の遺産》は対戦相手の統率者ダメージ21点狙いの伝説クリーチャーに使うなど、交渉材料にも使えるのがポイント！

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『ニューカペナの街角』収録の神話レア・アーティファクト。

トークンが5個以上ある状況で《小さきものの呼び手、カディラ》が二段攻撃すれば、1回の戦闘で兎を15体以上生成できる。

さいごに

《小さきものの呼び手、カディラ》は3マナ3/3トランプルとマナレシオは良いが、ブロッカーが並ぶと攻撃できない状況になりやすい。

• 統率者ダメージ21点狙いではない
• ダメージ量はトークン生成量と無関係
• 誰か1人でもガードが下がっていれば問題ない

ので、二段攻撃付与以外の強化は旨味がない。