今回のカジュアル統率者


『指輪物語:中つ国の伝承』の統率者候補カードレビューはこちら!
『中つ国の伝承統率者デッキ』-モルドールの軍勢-収録の伝説クリーチャー。

《ナズグル》9枚入れるところからデッキ構築でOK?


いや。
当然《ナズグル》9枚入れて試したが、《ナズグル》9枚分インスタントやソーサリーのスロットが無くなってしまう。
結果として、《ナズグルの首領》の誘発機会が減ってしまった

本末転倒だね(汗
レイス部族デッキで組むよりは魔技やストームテーマにした方が、《ナズグルの首領》が活かせるようだ。
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、魔技やストームテーマカード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
本デッキの勝ち筋
《ナズグルの首領》を出す
《ナズグルの首領》は5マナと重めで除去耐性も無いが、そこは青の打ち消しでカバー。
後続のインスタントやソーサリーがすべて3/3トークン付きになるメリットは大きいので、なるべく早めに出したい。

ストーム稼ぎで横展開!
固有色はディミーア(青黒)カラーだが、今回は青単タッチ黒のマナ基盤にしている。
《島》を極端に多くしたので、《満潮》《魔力の篭手》《かごの中の太陽》でマナ倍加が可能になり、ハイタイドデッキのような動きができる。


フリースペルを絡めて延々とストームを稼ぎ、《ナズグルの首領》でトークン生成しつつ、 ストーム呪文か《霊気貯蔵器》につなぎたい

7枚ドローで手札と墓地を攻める!
手札補充手段に《時のらせん》《永劫のこだま》など7枚ドロー系スペルを採用。
そのままでは対戦相手の手札まで補充してしまうが、《概念泥棒》《覆いを割く者、ナーセット》を併用することで疑似的な手札破壊に変質させる。


7枚ドロー系スペルは手札だけでなく墓地もライブラリーに切り直すので、墓地対策も兼ねるぞ
9/9レイスで40点ライフを削る!
レイスの頭数が9体以上になれば、後続のインスタントやソーサリーが致命的な強化呪文に早変わり!

《ナズグルの首領》単体で十分打点がある事も、《ナズグル》や他のレイス部族カードを採用しなかった理由の一つだな

本デッキのキーカード

《ナズグルの首領》同様、『中つ国の伝承統率者デッキ』-モルドールの軍勢-収録の伝説クリーチャー。
過去の同性能カードはアーティファクトに多く、起動に都度マナがかかるのが難点だった。

《混沌のワンド》《ワンド・オヴ・ワンダー》と比べると、《サルマンの下僕、グリマ》はクリーチャーである脆さこそあれ、マナ不要で奪えるのでマナ・アドバンテージに優れる。

めくれたインスタントやソーサリーが打ち消しや全体除去で、撃ちたくないことも。
あくまで《ナズグルの首領》のトークン生成の足しになればラッキーくらいの気持ちで使うと良さそう

さいごに
レイス部族デッキにしなかった理由のひとつとして、対戦相手への妨害手段に乏しいことが挙げられる。

クリーチャーピン除去かライフ削るくらいしかないもんね

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