統率者戦向けカードを考察
『エルドレインの王権』の統率者候補はレビューしたね。
ところで、統率者には指定できないけど、デッキに採用したら面白そうなカードってある?
そうだな。
せっかくなので、各色から1枚ずつカジュアル統率者デッキ向けのカードを選んでみようか。
白
本セットの特殊勝利条件カード。
統率者戦で狙う場合は、コントロール奪取系カードを使用しない限りは、5色統率者にしないとほぼ達成不可能。
無理に特殊勝利を狙わなくても、ETB能力だけでもヘイトコントロールが出来て面白い。
5色統率者なら、色はクリア。
6種類のカード・タイプは、土地・エンチャントは自身を含めて戦場に絶対ある。
クリーチャー・アーティファクト・インスタント・ソーサリーは墓地に落ちてもOKだから、クリアしやすそう。
案外、一番大変なのはライフの維持かもね。
青
青単色とは思えないほどマナレシオが良いクリーチャー。
真価はマナ不要のタップ能力!
構えているだけで、対戦相手がチューターを使えなくなる。
黒
元ネタは『三びきのやぎのがらがらどん』。
5マナ8/8『トランプル・速攻』とマナレシオが良く、ヤギ・クリーチャー・トークン(以下Yトークン)では抑えきれないため、戦闘誘発型能力のライフ回復・追加ドローを強制しやすい。
元ネタ遵守なら、Yトークンの3匹目は9/9くらいあっても良かったんじゃないかね~。
対戦相手に、非力なYトークンを3体も押し付けられるのが最大のメリット!
《センギアの純血、カザロフ》《戦慄蒔き、グリズモルド》デッキで美味しくいただこう!
赤
2018年世界選手権王者ハビエル・ドミンゲスが描かれた、インビテーショナルカードみたいなカード。
騎士かつ装備品なので、《Syr Gwyn, Hero of Ashvale》を統率者にしたデッキとの相性は抜群!
《Syr Gwyn, Hero of Ashvale》自身が6マナと重いので、《Syr Gwyn, Hero of Ashvale》が戦場に出る前に、仕事をしてくれる。
1ターン目《熱烈な勇者》、
2ターン目《精霊信者の剣》⇒即装備⇒攻撃して土地サーチ、
3ターン目《火と氷の剣》⇒即装備⇒攻撃して土地サーチと追加1ドローとか出来たら、アドアドしいことこの上ない(;一_一)
緑
パワーを一時的に上げるカードを使えば、3ターン目には出せてしまう。
これ自身がマナ加速になる上、+1/+1カウンターに追加ドローと大盤振る舞い。
《楽園党の議長、ゼガーナ》デッキにはピッタリだね!
《太っ腹、グラングリー》より凶悪で、《ファイレクシアの供犠台》《森滅ぼしの最長老》との組み合わせで無限マナ+無限非クリーチャーパーマネント破壊+無限ドローなので、本サイトコンセプト的にはちょっと強力すぎかも!?
無色
蛇部族デッキ待望の1枚!?
マナレシオ1で、『到達・トランプル・プロテクション(多色)が付くなんて破格!
多色
所謂スタックス系カード。
トークン系デッキにロケットスタートされてしまうと、そのプレイヤーを助けてしまう点に注意。
今までのスタックス系カードと違い、自分には悪影響無く安心して使える(最悪、《予言された壊滅》自身を生け贄に捧げることになるため)
土地
レア土地サイクルの白。
サイクル中、統率者戦で最も使いやすいのは《アーデンベイル城》!
なぜかと言うと・・・
起動時に自身のタップを含むので+1マナ換算しないといけない。
それぞれの起動型能力を一覧にすると、
《アーデンベイル城》:5マナで1/1クリーチャー・トークン
《ヴァントレス城》 :5マナで占術2
《ロークスワイン城》:4マナで1枚ドロー+手札分ライフロス
《エンバレス城》 :4マナで自軍全体を+1/+0
《ギャレンブリグ城》:5マナでクリーチャー関連限定の緑6マナ
どれもマナ喰い虫なので、出来ればコントロールデッキでマナを構えつつ、自ターン直前に起動するような運用がしたい。
となると、《エンバレス城》《ギャレンブリグ城》は使いにくく、《ロークスワイン城》はライフロスが大きすぎる。
《ヴァントレス城》よりも効率が良いカードは、青には多々あるので、わざわざ採用の価値があるか疑問。
消去法で《アーデンベイル城》が一番使いやすいって訳だね。
さいごに
新しい統率者デッキを作る以外に、既存デッキの強化も捗るね
(*^▽^*)
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